日記

手を合わせる習慣

私の休日は日曜日・月曜日

毎週日曜日は妻の実家で過ごすことにしている。

・おじいちゃんに挨拶

・地玉浜(じごくのはま)

・おばあちゃんの「うに」

・ジンギスカン

●おじいちゃんに挨拶

会ったことはないけれど

妻のおじいちゃんは漁師だった。

妻は幼い頃よく船に乗せてもらっていたそうだ。

私は乗り物にめっぽう弱いのですごくうらやましい。

でも海で泳げないらしい。

何かの実の能力者?

いつかこのブログに実の名前を公表できる日が来るかもしれない。

おじいちゃんはというと

日向口は言っても陰口を言わないひとだったらしい。

一度でいいから会ってみたかった。

なので、毎週日曜日は妻の実家の仏壇に挨拶に行く。

手を合わせて目を瞑る。。。。

これでおじいちゃんに会える。

それからいつも散歩に出かけるのです。

●じごくのはま

最初聞いたときは

閻魔様のプライベートビーチ?って思った。

でも「地玉の浜」とかいて「じごくのはま」と呼ぶ。

「Jigoku-no-hama」

案内看板

「じごくのはま」の話をよくしてくれる妻。

幼い頃、月の半分は

おじいちゃん、おばあちゃんとこの浜に来ていた。

おばあちゃんが「布海苔(ふのり)」を一生懸命採っている姿を

岩の上で「めはりずし」を食べながら眺めていたらしい。

おじいちゃんと一緒に。

、、、、おじいちゃんは手伝わない。。。

かわいい孫とずっと座っているほうが大事だったのだろう。

浜辺

その話を思い出しながら

浜を散策する。

溶岩が隆起してできた黒い岩が所々にあり壮観だ。

波しぶきが強く磯の香りがする。

●おばあちゃんの「うに」

おばあちゃんが採ってくる

「うに」が妻一番の好物なのだが

前におばあちゃんが私にも食べさせてくれたことがある。

あっさりとした味のおいしい「地うに」

ただお店で出してくれるおいしい「うに」とはまた違うのです。

「うに」特有の磯香がこんなにも爽やかで余韻が長く続くものなのかと

驚いたものです。

おばあちゃんが朝いちで磯に出かけて

塩水だけで洗ってすぐに食べさせてくれる「うに」は

市場に並ぶ「時間」もお店に届く「時間」もお客様に提供されるまでの「時間」

すべての「時間」をすっとばし

快速超特急で孫の口に入る「うに」は孫に食べさせるためだけの特別な「うに」。

そりゃぁ、おいしいですよ。。。

そうして育った妻の話を思い出していると

この「じごくのはま」の香りがまさに「それ」なのです。

そう

前に食べさせたもらった時の「うに」の爽やかな磯の香り。

あぁ、これがそうだったんだ。

妻とおじいちゃんとおばあちゃんの見た景色に

大切な思い出の香りを知った気がして

一人幸せな気持ちにひたっていました。

浜辺
時計を見ると

浜に来てから2時間が過ぎていました。

そろそろ帰ろう。

みんなが待っている。

●ジンギスカン

家に帰ると

おばちゃんがひ孫の長女に

いろんなお話をしてくれていた。

お菓子の話、蛇の話、アリの話、パンダは見たことがない話。

思わず後ろから5分ほどビデオを撮っていた。

「おばあちゃんの背中とひ孫」

家族

お父さんが帰ってきた。

今日は1週間早めの「父の日」をしようと妻と話していたのだ。

1週間早めた理由はコレ↓

食卓

ジン、ジン、ジンギスカーン♪

「ラム善」という青森県十和田市にあるここの「ラム肉」が絶品なのです。

「店長おすすめセット」と「ラムしゃぶの火鍋セット」

夏が近づくと食べたくなります。

取り寄せてサッポロビールだけ買ってきて

「おうちでサッポロビール園」をやりたかったのです。

ちょっと早めの「父の日」なんて言いながら・・・ごめんね。

でも、お父さんは昔、「ハイジ」のペーターにあこがれ

中学校を卒業を機に

ペーターになるべく北海道に移住してまう

桁外れの瞬発力男だったのです。

その頃の思い出を聞きながら

ジンギスカンを家族で食べる時間はなんともいい時間でした。

ごちそうさまでした!と

手を合わせて一眠り。

日本人はいろんな場面で手を合わせる

手と手を合わせると気持ちが落ち着いたりします。

これからも続けていこうと思います。

「手を合わせる習慣」。