家事育児

夏の想い出

最近、暑くなってきたためか

長女のおねだりが夏らしくなってきました。

「かき氷食べたぁい。」

私もたべたーい。

  1. 町の氷屋
  2. かき氷
  3. 氷が大切
  4. 夏の想い出

町の氷屋

私の住む町には氷屋があります。

「仲氷店」唯一の氷屋さんです。

冷蔵庫などがない時代には

「氷室」というもので食材を冷やしていたのですね。

冷蔵庫のような形で上部の部屋に氷を入れて

下の部屋の食材を冷やす冷蔵庫の原型。

今では電気で簡単に冷やすことができる時代ですが

当時は大変、貴重なものだったそうで、、

一般家庭へ冷蔵庫の普及、製氷機の普及により

氷店は「かき氷屋」への役目が大きくなっていきました。

そして、生活必需品からだんだんと需要が少なくなっていき

「氷店」は減っていきました。

この町にも昔はたくさんあったそうです。

今では「仲氷店」さんだけ。。。

でもそれは逆に言うと

その店でしか買えない、食べられないということ

かき氷

数年前、日経新聞のかき氷ランキング上位にランクイン

したことで全国に知られるようになりました。

目立つ場所にあるわけではないのですが

シーズン中は県外からのお客さんと

テレビの取材やらで大忙しの模様。

70歳を越えている亭主が優しい笑顔で元気に

作ってくれるかき氷は夏でなくても

通いたくなる魅力があります。

自家製のシロップがいくつもあり

どれも地元の味がします。

青梅、マイヤーレモン、じゃばら、ゆず

と種類は豊富で幅広い世代の人たちに愛されています。

もちろん、私の家族もいきつけ!

氷が大切¥

当たり前でしょっ!

っと突っ込まれそうですが。

かき氷なのでやはり「氷」が大切。

「水」と「時間」で氷のおいしさが決まります。

「水」は僕も大好きな町、古座川の奥地から流れる水を使用。

「時間」は凍らせる時間のことです。

氷は外側から凍っていく過程で不純物が真ん中に

集まっていきます。

その不純物を取り除くことで

水の純度が高くなり、透明で固い氷ができるです。

ちなみ、「仲氷店」の「純氷」は

72時間、3日間かけて凍らせるので

(良く耳にするのは48時間)

こだわりを感じます。

実際、私も自身のBARで使用しています。

カクテルやウイスキーなどには

氷の質がかなーり重要になります。

冷やす為だけではなく、ひとつの材料として考えています。

とけて飲みの味にとても影響しますからね。

あっ!

氷の話だけでしつこくなりそう。。

この辺にしておかないと、、、

今度「氷」についての記事も書くことにします。

さてさて、パパテンダーブログらしく

長女ちゃんとのお話にしましょう。

夏の想い出

次女が生まれたばかりの頃

妻とその赤ちゃん次女は退院まで時間があるので

家は私と長女だけ。。

これから次女ちゃんにも手がかかるので

その前に、ゆっくりとした時間を一緒にと思い。

かき氷を食べに行ったのは二年前の今頃。

初めてのかき氷

大きな氷が目の前で

シャリシャリと削られていくのを

興味津々に見つめている。

じーーー

「何味にする?」っとおばちゃん。

「いちご!!」っと即答の長女。

赤く甘い香りのするシロップをたっぷり

かけるのを見てもう大興奮!

この子にとってはひとつのショータイムなのでしょう。

そしてできた「いちごのかき氷」

普通サイズでも2歳の長女には大きい!

「食べれる?パパも手伝おうか?」と心配するが

「いやだ!!」

っと怒られてしまう私。。

そうだよね、初めての自分のかき氷だもんね。

まぁせいぜい頑張るがいい、、、

どうせ食べられないと予想し

私は頼まず残ったのを食べることに、、

「おいしいっ!!」

とよろこび食べ始める長女。

よかったねぇ

いちご大好きだもんねぇ

心の中では半分くらいでギブアップだろうと

私も楽しみにしながら眺めていました。

ぱくぱく、、もぐもぐ

かわいいなぁ。。。

ぱくぱく、、もぐもぐ、、、

んっ?

あれ?

あれれぇ~~?

まさかの完食!!!

よっぽどおいしかったのでしょう。

ぺろりと食べてしまいました。

それどころか

まだ帰らない!

っと泣いて訴えてきます。

見かねたおばちゃんが小さいのを作ってくれて

それも完食してやっと満足、、、、

侮っていました。

はじめてのかき氷とイチゴシロップ。。。

私の予想は大きく外れ

それから自分の分を頼むことは叶わず

(もう食べ終わっているから

私が食べ終わるのを待つ理由はないわけです笑)

それでも、長女の喜ぶ顔が見れて大満足。

「ごちそさまでした!」と店から出る

手をつないで帰る道

いつまでつないでくれるのかな?

なんて考えながらあるいた初夏の想い出。

あれから2年たった今

保育園にも行っているので

よりエネルギッシュになっているはず。

今年はちゃんと自分の分も頼もう。

と心に決めているのでした。